第57回全国公立小中学校事務研究大会滋賀大会は、参集とオンラインを併せて1,747名のご参加をいただき、盛会のうちに終了いたしました。まずはご参加くださった皆様、大会運営に携わってくださった全ての皆様に、心より御礼申し上げます。

真夏の琵琶湖畔での大会はいかがだったでしょうか?「学びの環境を創造する学校事務」という大会テーマの下、それにかかわる私たち事務職員の役割は何か、求められる力量や資質は何か、など、全体会や分科会で様々な議論が展開されました。皆様にとっての「学びの環境整備」は見つかりましたでしょうか。滋賀大会での学びを、明日からの実践につなげていただけますことを願っています。

思い返せば3年前の夏、突然舞い込んだ主管のお話。50年ぶりの滋賀開催ということで、不安とともにゼロからのスタートでした。ALL滋賀で全国からの参加者をお迎えし、未来へつながるウェルビーイングあふれる大会にしたいという思いで準備を進めてまいりました。閉会後、皆様をお見送りする中で頂いた労いのお言葉や、皆様の笑顔が温かく心に染み入り、その瞬間、実行委員一同、成就感を味わうことができました。本当にありがとうございました。

また、今回の全国大会を主管することで、私たち滋賀の事務職員は大変貴重な体験をさせていただきました。調整力・企画力・組織力・実務能力・マネジメント力、これは「滋賀県公立小・中・義務教育学校事務職員の職階に応じた人材育成指標」に掲げられている項目ですが、大会運営を通してこれらのことを実行委員一人一人が積み上げ、学びを深めることにつながったのではないかと感じております。

最後に、これまで私たちをお支えいただいた全ての皆様に改めて感謝を申し上げます。

そして琵琶湖のさざ波のように、皆様の学びが広がり続けますように――。
滋賀大会でのご縁と学びが、来年の佐賀大会につながり、皆様の地域にもあたたかく根づいていくことを願っております。

第57回全国公立小中学校事務研究大会滋賀大会

実行委員長 倉辻 弘美